2007年8月 8日

トプカプ宮殿の至宝展

トプカプ宮殿のカフェ日曜日の5日、東京都美術館トプカプ宮殿の至宝展へ。

3フロアに分かれていて、1階はスルタンたちが使ってきたものが中心。
金の礼装用の兜、金の軍馬の面鎧なども展示されている。
イスラム国家の宮殿らしいものでは、ムハンマドの聖遺物入れなんていうものもあり、ヒゲが入っているんだとか。

花押(トゥグラ)入り文書という、上に大きく書かれたカリグラフィに花などの図があしらわれた花押に金を練りこんだ墨で書かれている豪華な文書なども展示されている。

また、当時使われた武器なども展示されていて、銃も出回っている19世紀になっても棍棒が使われていたのはちょっとびっくり。

一転して2階の展示はハレムについての展示。金銀などをベースに宝石をあしらったものなども多く、ハレムの女性たちに使われた香水びんやコーヒーカップの台などもあって割りと女性好みな展示かも。

水晶を使った天井からのつり飾りやチェス、今ならガラス製で一見どこにでもありそうな水差しも、水晶の塊を削って作ったものだったりして。

3階は中国から輸入された陶磁器が展示されている。日本人(私だけ?)の感覚だとどうしても地味に感じてしまう陶磁器だけど、当時のイスタンブールでは金の食器よりも景徳鎮の方が高価だったんだそうな。

これらの贅を尽くした品々は、オスマントルコの長であるスルタンの権力を誇示し、相手の戦意を削いでしまうために必要とされたそうな。しかも大国なだけに戦争にかかる膨大なコストに比べたらはるかに経済的と考えられていたらしい。

その上、スルタンはその地位を追われた時のために、手に職をつけることが慣わしだったと言うからしたたかというか…。

ハレムの中でも華やかな儀式用の大広間の写真も展示されていた。このハレムの大広間はトプカプ宮殿に行くと順路の中に組み込まれていて、もう12~3も年前に入ったことがある。

地中海の冬は一般にあまり天気が良くないと聞く通り、私の行った11月のその日は曇りか雨。

今の建物のように、電気で煌煌ともしてないし空も薄暗かったからか、全体に沈んで見えるものの、色鮮やかな壁に大きなシャンデリアが、当時の華やかさを忍ばせてくれる。

トプカプ宮殿はボスポラス海峡にせり出した高台の上に建っていて天気がよければいい眺め。

これで花火なんかやってくれたらという場所にある。
そうはいっても見に行くには交通費が…;

期間:8月1日(水)~9月24(月)
会場:東京都美術館

-- 参考 --
トプカプ宮殿の至宝展
トプカプ宮殿公式ページ(トルコ語/英語)

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投稿者 jiezi : 2007年8月 8日 21:52

 
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